SISIKU アドクライス株式会社

SDGs

シシクSDGs実現への取組み


キャスタ、運搬台車を世界中の原動力に、世界の隅々まで届けたい。
よりよい製品をつくり世界中に届けることで、地球全体をよい方向へ変えていくことができる。
製品の作り手側と使用する側とが通じ合うことで、また新たな製品が生まれ、共によい方向へ向かっていくと私たちはそう信じています。

当社はキャスタ運搬台車の製造を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて取組みを開始しています。
まずはできることから始めようと「ビジネス」「環境保全」「社会貢献」の3つのテーマに分けて取組みしています。
「ビジネス」では、特許製品である緩衝スプリングキャスタV(トーションタイプ)や当社の強みである特注仕様製品(オーダー品)の製造など本業のビジネスに関連して取組めるものを探していきます。
「環境保全」では、普段使用する電気、水道、ガソリン等の使用量削減によるCo2削減と緑化推進、当社作成の小水力発電エネルギーを夜間街灯等として使用する等、環境保全につながる取組みを行っています。
「社会貢献」では、再犯防止と社会復帰の願いを込めて、製造工程の一部を金沢刑務所に外注として依頼していることや、工場を避難所として提供することを宣言すること等、社会貢献につながる取組みを行っています。

ビジネス

緩衝スプリングキャスタV(トーションタイプ)



廃材を極力出さない製品づくりを進め、廃材が出ない製品の開発に成功、特許製品として登録しました。
キャスタのフォークそのものがスプリングであり、全方向からの衝撃・振動をやわらげ、なおかつ騒音の発生も減少できました。
当製品を約3000個製造した場合、通常のキャスタと比較すると、廃材が年間で約1,300kgの節約となり、これをCO2に換算すると約2,860kgの削減となり、当製品の販売が増えれば増えるほどCO2削減に繋がると信じています。
緩衝スプリングキャスタⅤの開発により、SDGsの目標9番(産業と技術革新の基盤をつくろう)およびSDGsの目標12番(つくる責任、つかう責任)、SDGsの目標13番(気候変動に具体的な対策を)に合致しています。



特注仕様製品(オリジナルオーダー品)



当社では、特注品の依頼に対して、できる限り対応します。お客さまの希望に沿うことでお客さま自身の業務革新に繋がることのほか、特注仕様製品として製品化することにより、新製品の開発に直結し、共に産業と技術革新に繋げています。
特注仕様製品の依頼は、原則すべて受ける対応を取っております。幸い手作業の多い製造工程であり、小ロットの特注品への対応も当社の強みであり特徴です。
特注仕様製品の依頼を受けることで新たな製品を生み出しており、SDGsの目標9番(産業と技術革命の基盤をつくろう)に合致しています。



パートナーシップ構築宣言

SDGs パートナーシップ構築宣言による合致項目

当社は、「パートナーシップ構築宣言」に参加し、サプライチェーンの取引先のみなさまや価値創造を図る事業者のみなさまとの連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築することを、企業の代表者の名前で宣言致します。

「パートナーシップ構築宣言」では、
○サプライチェーン全体の共存共栄と規模・系列等を越えた新たな連携
○親事業者と下請事業者との望ましい取引慣行(下請中小企業振興法に基づく「振興基準」)を遵守し、「パートナーシップ構築宣言」ポータブルサイトへ掲載しています。
パートナーシップ構築宣言ポータルサイト
パートナーシップ宣言ロゴマーク



環境保全

グリーン活動



社内でできることとして、緑化、CO2排出量削減を目指し、環境に配慮しています。
毎年、石川県緑化推進委員会へ寄付を行っており、その見返りとして頂く苗木を10年以上植樹しています。本社をはじめ従業員駐車場、坂戸工場、ラオス工場、角の店ではそれぞれ植物を育成し、坂戸工場敷地内にある山林の維持管理も行っています。
また、ISOの一環として、電気、水道、ガソリン、可燃ごみ、コピー用紙等の使用量を毎月CO2使用量としてデータ化し、半期毎に目標を立てて計画的に削減しています。
2030年度には2020年度実績値の20%削減を目標として掲げており、更なる活動を進めていきます。
社員の意識も高く、実績からもグリーン化が確実に進んでおり、SDGsの目標13番(気候変動に具体的な対策を)、SDGsの目標15番(陸の豊かさも守ろう)に合致しています。



小水力発電



自社開発の水車を活用して自然環境を利用したエネルギーの発生とエコに繋げたく思います。
川の水流を利用し、水車による水力発電の方法で電気を発生させ、工場内の夜間街灯のエネルギーとして使用し、節電効果に繋げていきます。
自然エネルギーの利用から、SDGsの目標7番(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)に合致しています。



フードロスを減らす


当社の飲食部門である「角の店」(お好み焼き店)では、食事の予約(お持ち帰り含む)活動を行っており、食材のロスを減らす努力しております。
社員の昼ランチは予約制にしており、まずは社内から食材ロスを減らす努力を行っています。また仕入についても少量、多頻度で行っており、極力食材ロスがでないよう努めています。
食材ロスを減らす効果は出ており、SDGsの目標12番(つくる責任、つかう責任)に合致しています。
※この建物は金沢町屋に登録されています。



廃材のリサイクル



プレス加工して出る鉄製廃材や、飲食店で出る使用後の割り箸を竹炭(生活小物としてECサイトにて販売)に再利用する等、リサイクル化に取組んでいます。
廃材のリサイクル化によりごみを減らし、SDGsの目標12番(つくる責任、つかう責任)およびSDGsの目標13番(気候変動に具体的な対策を)に合致しています。





工場、どじょうの養殖場を避難所に



坂戸工場の周りの環境は、石川県と富山県の県境に位置しており、近隣の小学校が廃校を予定している等、過疎化が進んでいる地域です。山間部に囲まれており、積雪も多く地震(国土交通省J-SHISより)の危険性もあります。
また、「みずの鼓動事業」として、七尾市にてどじょうの養殖を行っております。その養殖場が岩山避難所として金ヶ崎公民館の指定を受けており、「坂戸工場」と「岩山避難所」を避難所として提供し、地域貢献を行いたいと考えております。
坂戸工場は、日頃より整理整頓を心がけており、緊急避難時は、坂戸工場のA棟の2階事務所、A棟の1階食堂、B棟作業場の一部と食堂、C棟の2階倉庫等、岩山避難所は山の頂上部分を避難所として提供します。坂戸工場については、避難所の設備として、工場各棟にAEDの設置、非常食・簡易トイレなどの緊急グッズなどを備えています。
災害時の一時的な避難所として利用していただき、その後のまちづくりの再生の支援として、SDGsの目標11番(住み続けられるまちづくりを)に合致しています。
津幡町ハザードマップ
J-SHIS 地震ハザードカルテ
坂戸工場 避難グッズ・AED